泥濘る底が優しくて(咲次朗)感想!昭和のエロチズム?本当の愛を渇望するも、現実ではその逆の快楽に翻弄され身を委ねる女!これぞ鬼才が織り成すオンナの姿!

鬼才・秀逸

泥濘る底が優しくて(咲次朗)感想

父親にレ●プされた訳ありJKのエロ漫画が『泥濘る底が優しくて(咲次朗)』です。本作は、人によっては胸糞みたいな印象を持つ人もあるかもしれません。個人的には、全然OKなんですが、色々考えさせられるエロ漫画なんですね!

というか、咲次朗の描くエロ漫画は、どれもこんな感じなんですよね。絶望と後悔の中で見つけた一筋の希望にすがるオンナをテーマにした感じのモノが多いわけ!過去の経験から色んな憶いがある中、でもSEXの快楽に溺れている今を生きているみたいな感じ!

エロ漫画界の鬼才といえば、やはり何人かいるけど、咲次朗も間違いなく記載の1人といえます。まあ、最初は、サンプルを見て判断して欲ししかなと思います。個人的には、こんなエロ漫画って数少ないので注目しています。

本作に関していえば、男が『”可哀想なあたし”に酔ってるてめーの根性の方がよっぽど反吐が出るよ』っていう、女の本性というか心の声を代弁している部分に心が震えたね!そして、違うと言いながらも男のSEXに翻弄され墜ちていく姿が、何ともいえない気持ちにさせられた!

『泥濘る底が優しくて(咲次朗)』が収録されているのは、埒です。他の収録作品は、こんな感じ!

泥濘
泥濘る底が優しくて
まよい猫
ずろうにん
君に咲くダリア
似非主従
肌憶 -きおく-
ときこえ
頽廃中毒
君に咲くダリア