いじわるなキスをさせてね。(初愛〜はつあい〜28)(田中ユタカ)感想!もはや文学だよ!振られた僕に追い打ちかける、単なるガサツな女かと思ったら、全然違う!勝気の裏側にひた隠す純愛!処女JDの本気に全俺が泣いた!
はじめて読んだ『初愛〜はつあい』シリーズなんだけど、思いのほか感動して全俺が泣いたのが『いじわるなキスをさせてね。(初愛〜はつあい〜28)(田中ユタカ)』です。彼女に振られた同級生(?)に強気な態度で慰めの言葉を描けるJDちゃん!まあ、傍で聞いていると”からかっている”ガサツな女にしか見えないわけだけど・・・当然、男の方は怒るよね!振られて落ち込んでいるのにバカにするなって感じだよね!
キツイ言い方でJDちゃんを泣かせちゃうんだけど、ただでは転ばぬJD[ちゃん!無理やり男をホテルに呼び出すんだけど、男を素っ裸にして土下座でもさせるのかと思ったら、優しくキス!自分も洋服を全て脱いでベッドに流れ込むんだよね!
そこで見せた、この男への素直な気持ち!女の子にこんな風にされたらグッとくるよね!というか、まさに恋に落ちるじゃなくて、恋に落とされる心境!『私の方があの娘より、胸、大きいんだからね』『知らなかったでしょ』『どうして私じゃなかったの?』もう、これだけで十分だよね!あのキツイ当たり方は、ココにくるんだよね!
この涙は、初めての痛さと初めてを好きな人にあげることができた喜び、どちらが大きいかな?やっぱ後者だろうね!こんな強気なJDちゃんが最高に可愛い!