メモリーゲーム(アシオミマサト)ネタバレ感想!姉の仇を取るため、VRを駆使して相手の過去体験にダイブして凌辱復讐する、ちょっとサイコパス入ったエロ漫画に興奮!

鬼才・秀逸

メモリーゲーム(アシオミマサト)ネタバレ感想

エロ漫画の新機軸とも言っていいのが『メモリーゲーム(アシオミマサト)』です。
これ『記憶陵辱(アシオミマサト)』に収録されているメモリーゲーム(全8作)という作品です。
かなりSFとサイコパスが入った復讐劇!
エロ漫画なのに、ずいぶん攻めてきているなと思ったほど!
作者(アシオミマサト先生)の後書きでも新しいことにチャレンジした作品とありますが、まさにその通り!
そのせいか、1話とかいきなりストーリーが展開されているので、少しわかりにくさもあるのも事実!
でも、個人的には凄く評価していたりするエロ漫画です!

内容は、当時、女子高生だった姉が同級生に強姦され自殺した事件がキッカケとなります!
姉を自殺に追い込んだその同級生の親というのが、学校や警察関係者が大かったことから、口裏を合わされ何のお咎めも無かったことに怒りを覚えた姉の弟が仇を取るために真実を暴き、復讐していくというもの!

そこで同窓会を開くという名目で、当時事件に関係した人物を集めることになる。
そして集まった人物にVRゴーグルをかけて睡眠状態にし、各人物の過去の記憶に遡り、復讐するもの!
かなりSFチックな復讐劇なわけ!
ただ惜しいのが、集められた人物がいきなりVRゴーグルをかけられていたのが気になるね!
ここは、もう少し丁寧に描いてもよかった気がする!

ただ、このVRシステムの面白ところは、各人物の過去の記憶にダイブできること!
さらに、その場面に自身を登場させて復讐できることだね!
で、一応エロ漫画だから、女に対してのこの場合の復讐というのが陵辱SEXということになる!
男に対しては暴行になるわけ!

ちなみにこの作品で個人的に好きなシーンが、強姦の被害者の1人として参加していた女性(蓮華ミト)が友人(亡くなった姉のこと)の仇を取るために刃物を持参して参加していた場面だね!
弟もこの女性の優しさに触れ、つらい過去を思い出させてしまったことを後悔しているシーンは、印象深かった!
辛い過去は思い出したけど、一応無傷で生還した1人だからね!
最後に弟くんとの会話があってもよかった気がしてしまう!

で、復讐の一番のクソッタレがいるんだけど、そいつもちゃんとお仕置きされていました!

とにかくエロ漫画でありながら、色んな意味で攻めてきた作品!
凄く良くて、勿体ないと思う部分もあって、でもとても評価していたりします。
ある意味、鬼才的なエロ漫画とも呼べる!
また、この手の作品にチャレンジして欲しいと思う今日この頃!

メモリーゲーム(全8話)